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ゴン中山、“監督初采配初勝利”に「上々の滑り出し」

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 スポーツトレーディングカードの世界的トップメーカーであるパニーニとバンダイが共同開発したオンラインカードゲーム「パニーニフットボールリーグ」の記者発表イベントが20日、都内で行われ、昨季限りで現役を引退した元日本代表FWの中山雅史氏と北澤豪氏が出席した。

 世界のビッグクラブに所属する選手が実名で登場するパニーニフットボールリーグは、選手カード裏面に記載されたシリアルコードを登録することで自分だけのオリジナルチームをつくり、インターネットで対戦するオンラインカードゲーム。その第1弾が22日に発売されることを受け、中山、北澤両氏が自分が理想とするメンバー「神イレブン」を選び、“監督”として対戦した。

 対戦では“特別カード”として中山氏、北澤氏もそれぞれゲーム内に登場。自分自身とFWメッシを前線に据えた中山氏は「メッシとマッシ(雅史)の2トップ」で試合に臨み、北澤氏はFWルーニーやDF長友佑都らを起用するなど、思い思いのメンバー編成で対戦した。

 結果はゲーム内の中山が決勝点を決め、中山チームが3-2で勝利。これには「監督初采配で初勝利なので、上々の滑り出し」と笑った。本物の監督業については「情熱次第だけど、ライセンスを取ることが先決。ライセンスを取ることでサッカーの見方も変わる」と意欲を見せる一方、北澤氏は「(中山氏は現役を)まだ辞めてないって言うから」と指摘。「『引退試合はやらないんですか?』って聞いても『やらない。まだ辞めてないから』って。トライアウトを受けるって言うんですよ」と苦笑いしていた。

(取材・文 西山紘平)

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