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Jから代表へ!磐田10番山田「『1回呼んで見ようかな』というくらいではなくて、インパクトを」

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 2013年、Jリーグから日本代表のレギュラーを新たに掴み取る選手は現れるか。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、キリンチャレンジ杯・ラトビア戦のメンバー発表の際に代表候補の若手としてMF扇原貴宏、MF山口螢(ともにC大阪)、DF鈴木大輔(柏)、MF柴崎岳(鹿島)の名を挙げていたが、その他にも国内にはFW柿谷曜一朗(C大阪)やMF山田大記(磐田)ら虎視眈々と来年のW杯でピッチに立つことを狙っている実力者たちがいる。

 Jリーグ開幕前ということもあったが、ラトビア戦は先発11人中10人が海外組だった。特に若手がその壁を破って日本代表に食い込んでいくためには結果が必要だ。2013Jリーグキックオフカンファレンスに出席した磐田の10番、山田は「目に見える結果を残すしかない。(ザッケローニ監督は)見てくれているとは思いますけど、ブラジルの舞台に立つためには、レギュラークラスで代表に入らなければいけない。そのためには違いを見せないと。『1回呼んで見ようかな』というくらいではなくて、インパクトを与えないといけないと思います」と意気込んだ。
 
 自身はゴールにこだわる。昨シーズンは31試合に出場して9ゴールをたたき出しているが、より貪欲にゴール・アシストを狙っていくつもりだ。「とにかく自分を代表に呼ぶと思ってもらわないといけない。力を見せ続ける。それしかないですね。とにかくゴールのところをこだわってやりたいなと思っている。それ以外はチームメートに任せるくらいでゴールに直結する仕事はやりたいですね」。山田だけでなく、全ての選手にとっても、W杯の舞台に立つための重要な1年。結果を残してJから代表に加わるのは、誰だ。

(取材・文 吉田太郎)

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