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注目の17歳、東京V高木大輔がJデビュー

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[3.3 J1第1節 東京V0-1福岡]

 父が元プロ野球選手の高木豊氏(現DeNAコーチ)、そして清水FW高木俊幸、ユトレヒト(オランダ)MF高木善朗を兄に持つ高校生2年生FW高木大輔(東京ヴェルディ)がJデビューを果たした。

 福岡とのJ2開幕戦でベンチ入りした17歳・高木は1点ビハインドの後半39分、FW常盤聡と代わって交代出場。体力のリミッターを振り切るほど走り回る強烈な守備と、非常にどん欲なゴールへの姿勢、そして得点力の高さが際立つストライカーは同点ゴールを目指してプレーしたが、シュートゼロで期待に応えることはできなかった。

 クラブによると高木は「プロデビュー戦というより、チームとして一番大事な開幕戦で勝てなかったのは残念です」と無念のコメント。ただ「ボールに触る機会は少なかったけれど、動き出しの面はできたと思うので、試合の状況を見ながら自分のプレーを出して、信用してボールをもらえるようになっていければいいと思います」と前を向いた。

 父・豊氏からは「これに満足せずに頑張れと言われました」という高木。「しっかり練習を重ねて、ゴールを取れるように成長していきたいです。ゴールを決めることがチームにとってプラスであり、個人としても自信に繋がるし、それが僕の仕事なので、貪欲に求めていきたいですね」。プロデビューから初スタメン、そして初ゴールへと着実に階段を登っていく。

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