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連勝は止まるもC大阪は柿谷弾で追いつきドロー

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[3.30 J1第4節 C大阪1-1仙台 長居]

 開幕3連勝と絶好調のセレッソ大阪はホームでベガルタ仙台と対戦し、1-1で引き分けた。リーグ戦の連勝はストップしたが、今季の公式戦の不敗は6に伸びた。

 先制点は思わぬ形で生まれた。前半32分、左サイドからDF田村直也が早めにクロスを上げると、MF松下年宏とDF丸橋祐介が競り合いながらPA内に侵入する。松下がもつれながら倒れるが、勢いにのった丸橋はそのままヘディングでクリアに行く。だがボールは無情にもゴールネットに吸い込まれ、仙台に先制点が転がり込んだ。

 だが後半に入ると、C大阪も本領発揮。MFシンプリシオが中央突破を図ると、PA内のFW柿谷曜一朗にパス。柿谷はワンタッチでDFをかわしてシュートコースを作ると、すぐさま左足を振り抜く。柿谷の今季3ゴール目がゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。

 その後はお互い決めきることが出来なかった。C大阪は後半44分、FWエジノが中央を強引に突破し、左足を振り抜く。だが惜しくも左に外れ、枠をとらえることは出来なかった。98年以来、15年ぶりの開幕4連勝を狙ったC大阪だったが、勝ち越し点は遠かった。

 対する今季初の連勝を目指した仙台も決定力を欠いた。4月2日に控えるACL第3戦、敵地でのFCソウル戦に向け弾みをつけたいところだったが、ゴールは遠く、今季2度目の引き分けに終わった。

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