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千葉が今季初の連勝、群馬は退場者に泣く

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[4.7 J2第7節 群馬0-2千葉 正田スタ]

 前節北九州戦で6発大勝を飾ったジェフユナイテッド千葉は、敵地に乗り込みザスパクサツ群馬と対戦し、2-0で勝利した。千葉は今季初の連勝。対する群馬は3連敗となってしまった。

 前半最大の見せ場を作ったのは群馬。前半23分、左サイドでCKを獲得した群馬はサインプレーからパスを受けたMF夛田凌輔がクロスを入れると、DF中村英之が頭で合わせる。左ポストを直撃するが、跳ね返りをFW平繁龍一が押し込む。だが惜しくもこれはオフサイドとなった。

 後半に入っても最初にチャンスを作ったのは群馬だった。FW青木孝太のコースを狙ったシュートが、今度は右ポストを叩くと、またも平繁が詰めるが、オフサイドで取り消された。

 すると千葉にもチャンスが到来。後半9分、FWケンペスがPA内に侵入すると、たまらず群馬DF乾大知が後ろから倒してしまう。乾にはレッドカードが提示され、千葉にPKが与えられた。キッカーは前節4得点のケンペス。だが左隅に決めたPKが蹴り直しとなると、2本目は枠上に大きく外してしまい、絶好機を逃した。

 だが数的優位の千葉がペースをつかみだす。すると後半33分、中央からMF兵働昭弘が右サイドのスペースに浮き球パスを出すと、オーバーラップしてきたDF米倉恒貴が頭で折り返す。これをジャイールが頭で合わせて、先制ゴールを決めた。ジャイールは3戦連続ゴールとなった。さらに同40分にも右サイドで裏を取ったMF田中佑昌のクロスをケンペスが難なく流し込み、勝利を決定づけた。

 今季初の連勝を飾った千葉。試合後、鈴木淳監督は「相手が1人少ないこともあったが、ボールは回せていた。これに満足することなくサッカーの質を高めていきたい」と話していた。

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