beacon

岡山が終盤の点の取り合い制して3連勝…クラブ史上最高位の2位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.7 J2第7節 岡山3-2札幌 カンスタ]

 ファジアーノ岡山が接戦を制して3連勝を飾り、クラブ史上最高位の2位に浮上した。岡山はホームでコンサドーレ札幌を3-2で下した。3連勝は昨年8月以来のクラブタイ記録。次節アウェーの千葉戦でクラブ記録を狙うことになる。

 終盤に激しく動く試合となった。先制は岡山。前半17分に右サイドからFW荒田智之がドライブのかかったミドルシュートを左サイドネットに突き刺し、ゲームを動かした。

 札幌の反撃は後半29分。右サイドからMF砂川誠がクロスを入れると、追い越してしまったMF内村圭宏が、なんとかヒールでゴールに流し込む。DFがライン上でクリアしたかに思えたが、ゴールは認められ、同点となった。さらに同34分にもMF上里一将の浮き球パスに反応した内村が豪快に蹴り込んだ。

 逆転された岡山だが、全く諦めていなかった。逆移転された1分後の35分、右サイドから荒田がクロスを上げると、DFパウロンの足に当たる。しかしそのままゴール前にふんわりとしたクロスとなってこぼれると、ニアに入り込んだMF田中奏一が頭で押し込み、再び試合を振り出しに戻す。さらに同39分、今度は左CKの流れからDF竹田忠嗣がスライディングで流し込み、再逆転に成功。接戦を制した岡山が3連勝を達成した。

「最後まで粘り強く戦えた」と逆転されても諦めなかった選手たちを称えた影山雅永監督だが、「昨日や今日の天気のようなゲームだった。こういう試合をしているようでは安定感に欠けるので、反省をして次の試合に挑まなければいけないなと思う」と気を引き締めていた。

TOP