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浦和が05年以来の6得点、那須は公式戦4戦連発、矢島がリーグ戦初ゴール

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[5.18 J1第12節 浦和6-2鳥栖 埼玉]

 浦和レッズがホームでサガン鳥栖に6-2で快勝した。浦和がリーグ戦で6得点したのは05年10月15日の柏戦で7得点を奪って以来。2連勝で勝ち点を23に伸ばし、3位をキープした。一方、守備陣が崩壊して敗れた鳥栖は2連敗。今季は得意としていた敵地で2度目の敗戦を喫した。

 先制は前半26分。FW興梠慎三がエリア内でDF呂成海に倒され、浦和にPKが与えられる。キッカーはMF阿部勇樹。横に飛んだGK赤星拓の動きを見極め、ゴール中央に蹴り込んだ。

 次の得点も浦和に生まれる。後半4分、左サイドからDF槙野智章がDFの足もとを抜くミドルシュートでゴールネットを揺らし、リードを広げる。同11分には相手MF岡田翔平にゴールを割られ1点を返されるが、同20分にFW興梠慎三がヘディング弾を突き刺し、再びリードを2点に広げた。

 鳥栖も粘りを見せる。後半21分にFW豊田陽平のシュートのこぼれ球をMF高橋義希が押し込み再び1点差に迫った。

 しかしこの日の浦和は強かった。後半35分、カウンターからマルシオ・リシャルデスのクロスをファーサイドのMF原口元気がスライディングで押し込み4点目。同44分には興梠のクロスをDF那須大亮が押し込む。DFの那須だが、リーグ戦3戦連発、公式戦では4戦連発となった。さらにロスタイムにはMF矢島慎也がリーグ戦初ゴールを決めてゴールラッシュに花を添えた。

 お祭り騒ぎとなった埼玉スタジアム。2年目にしてリーグ戦初ゴールを挙げた矢島が、「少ない時間で結果を残せたのは自分が成長できているということ」と誇れば、2戦連発の興梠は「もっとサポーターに認められるように頑張りたい」と話していた。

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