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磐田の関塚新監督が就任会見「新たなジュビロ磐田をつくりあげていく」

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 ジュビロ磐田は20日、磐田グランドホテルで関塚隆新監督の就任発表記者会見を行った。クラブの公式HPが、その様子を伝えている。

 会見の冒頭で、高比良慶朗代表取締役社長は「本日、関塚隆氏とヤマハフットボールクラブは監督就任のための正式契約書の取り交わしを行いました」と発表。

「関塚氏には5月25日の大分戦終了後より直接指揮を執っていただくことになっております。したがって、5月22日の甲府戦、5月25日の大分戦は引き続き長澤監督に指揮を執ってもらう形で進めようと思っております。今月4日の前任の森下監督の退任の後、関塚氏と話し合いを始めまして、現在のチーム状況を理解していただいた上で監督を引き受けてもらうことになりました。現在の状況の打開し、また、負のスパイラルの流れを変えるきっかけを掴むために、関塚氏の今までの経験と指導力に我々は大きく期待しております」と、今後の予定と就任の経緯を説明した。

 関塚新監督は「みなさん、こんにちは。今日ジュビロ磐田さんと契約し、監督に就任した関塚です。よろしくお願いします」と挨拶し「今回、Jリーグの強豪であるジュビロ磐田さんからお話をいただき、非常に光栄という気持ちと、この責任を重く感じております。そういう中で、今の状況を打開し、また、新たなジュビロ磐田を作り上げていくという仕事にこれから取りかかっていきたいと思っております」と、宣言した。

「それにはやはり現スタッフ・選手の全員が一体感を持ち、早くこの状況を打開し、本来のこのクラブの力を発揮できるような形に、そういうシーズンに持っていきたいなと強く思っております。 この就任にあたり、何度かヤマハスタジアムに足を運ばせていただきました。3000人を超える小学生たちが雨の中、本当に一生懸命このクラブの勝利を応援している姿に非常に感動しましたし、彼らの夢をこのチームで追い続けていくことが非常に大事だと強く感じました。僕自身も天竜川を挟んだ浜松ではありますが、本田技研で7年間生活し、現役時代、ヤマハのサッカー部との戦いを通じて育ててもらった土地でもあります。その静岡の西部地区で、もう一度サッカーの盛り上がりというものを続けていかなければいけないと強く感じました。そういう意味でも自分の持っているものを全てこの土地にかけていきたいと思っております。よろしくお願いします」

 外国人監督以外では、初めて磐田や前身のヤマハ発動機の出身ではない監督となる関塚氏。4シーズンぶりとなるJ1の舞台で、どのような采配を見せるか、注目が集まる。

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