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柿谷が公式戦3戦連発!得点ランクトップタイに浮上!!C大阪が名古屋振り切る

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[5.25 J1第13節 C大阪2-1名古屋 金鳥スタ]

 FW柿谷曜一朗が完全に覚醒した。セレッソ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦。後半12分にFWエジノのリーグ戦初ゴールで先制したC大阪は、同22分、柿谷が得点ランキングトップタイに浮上する今季9点目を突き刺した。終盤1点を返されたものの、2-1で勝利したC大阪は公式戦4連勝。リーグ戦の不敗は7に伸びた。対する22日のナビスコ杯・新潟戦(2-1)で公式戦の連敗を止めていた名古屋だが、リーグ戦はこれで5連敗となってしまった。

 勢いの差がはっきりと出た。C大阪は後半12分、MFシンプリシオがMF山口螢とのワンツーで強引に突破を図ると、FWエジノの足もとにこぼれる。反転しフリーになったエジノは左足を振り抜く。22日のナビスコ杯で待望の来日初ゴールを挙げた助っ人が公式戦2試合連続、リーグ戦では初ゴールを突き刺し、先制点をもたらした。

 全く覇気のない名古屋にトドメを刺したのはやはりこの男だった。後半22分、MF枝村匠馬がFW柿谷曜一朗に鋭い縦パスを入れる。これを左アウトでピタリと止める絶妙トラップでキープした柿谷はそのまま右足で枠内に蹴り込んだ。公式戦3戦連続ゴール。今季9得点目で佐藤寿人(広島)、渡邉千真(FC東京)に並び、得点ランクトップタイに浮上した。

 後半46分にMF藤本淳吾のFKをニアでFWケネディが頭で合わせて、ようやく1点を返した名古屋。だがこれが白星から見放されたチームの性なのか。ロスタイムの田中マルクス闘莉王のシュートがポストを叩くなど運にも見放され、リーグ戦の連敗は5に伸びてしまった。

 柿谷は「練習通りのプレーが出来た」とゴールシーンを振り返った。C大阪は5月負けなしで中断期間を迎える。「中断に入りますが、この強さをシーズンを通して続けていきたい」と力を込めた。

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