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富山が8試合ぶり白星 「声援が僕たちを後押ししてくれた」

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[6.1 J2第17節 富山2-1徳島 富山]

 カターレ富山はホームで徳島ヴォルティスと対戦し、2-1で逃げ切った。連敗を3でストップした富山は4月17日の岐阜戦(3-2)以来、8試合ぶりの白星。徳島は2試合ぶりの黒星を喫し、今季2度目の連勝を逃した。

 試合はいきなり動いた。富山は前半4分、右サイドのスローインからMF大西容平がアーリークロスを上げると、ゴール前に走り込んだFW苔口卓也がヘディングで合わせ、幸先よく先制点を挙げた。

 追う展開となった徳島は最終ラインからシンプルにロングボールを入れて攻勢を強めるが、富山の守備を突破することができない。前半31分にはFW津田知宏のスルーパスからFWキム・ジョンミンがDFラインを抜け出すが、GK守田達弥の絶妙な飛び出しの前にシュートを打つことができなかった。

 後半も攻め込まれる時間が続いた富山だったが、カウンターからチャンスをうかがう。後半30分、DF平出涼のクロスからFW木本敬介が狙うが、シュートはミートせず、GKがキャッチ。それでも2分後の同32分、左サイドのMF朝日大輔にパスを出したFW西川優大がゴール前でリターンパスを受けると、DFをかわして左足で追加点を奪った。

 2-0とリードを広げた富山は後半35分、DF吉井直人が自陣PA内でキム・ジョンミンを倒してしまい、PKを献上。これを津田に決められたが、徳島の反撃をこの1点に抑え、2-1で逃げ切った。先制点の苔口は「なかなか勝てない時期があったが、サポーターの声援が僕たちを後押ししてくれた。サポーターのためにも次も絶対に勝ちたい」と約1か月半ぶりの勝利に安堵し、勝てない間も常に支えてくれたサポーターに感謝した。

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