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宇佐美同点弾&ロチャ2発、G大阪が逆転勝ちで首位キープ

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[8.4 J2第27節 岡山2-3G大阪 カンスタ]

 首位ガンバ大阪はアウェーでファジアーノ岡山と対戦し、3-2の逆転勝利を飾った。0-1の前半43分にFW宇佐美貴史が同点弾。後半には加入後初先発となったFWロチャが2ゴールを挙げ、逆転した。前節は後半ロスタイムの失点で東京Vと3-3の引き分けに終わったG大阪だが、2試合ぶりの白星で首位を守った。

 前半14分、FW久木田紳吾のミドルシュートがDF今野泰幸の足に当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれる。運も味方に付け、先制に成功した岡山は、史上最多を記録した1万8269人の観衆から後押しも受けて勢いに乗る。前半28分にはMF仙石廉が強烈な右足ミドル。しっかり枠を捉えていたが、ここはGK藤ヶ谷陽介が何とかかき出した。

 大歓声に包まれるカンスタを沈黙させたのが、宇佐美だった。前半終了間際の43分、PA内右でボールを受けると、振り向きざまに右足を一閃。ニアサイドを破り、試合を振り出しに戻した。J復帰戦で2得点を挙げた7月20日の神戸戦(3-2)以来、2試合ぶりのゴール。1-1の同点で後半に折り返すと、今度はロチャが決定力を発揮した。

 後半10分、カウンターからドリブルで持ち上がったMF遠藤保仁がDF2人を引き付けてヒールで落とし、MF大森晃太郎が右足でシュート。GKが弾いたところをロチャが落ち着いて右足で押し込んだ。途中出場でJデビューした前節・東京V戦で初ゴールを決めたロチャ。初先発の起用に応える2戦連発弾で勝ち越すと、3分後の後半13分にも遠藤の左CKに頭で合わせ、3-1と突き放した。

 粘る岡山も後半39分、MF石原崇兆の左クロスにFW押谷祐樹が頭で合わせる追撃弾。1点差に追い上げたが、反撃及ばず、今季初の2連敗を喫した。

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