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終了間際の失点を反省するG大阪DF今野「最悪です」

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[8.25 J2第31節 横浜FC 2-2 G大阪 ニッパ球]

 J2で首位を走っているガンバ大阪だが、25日に行われた第31節の横浜FC戦では2-2で引き分け、連勝は4でストップした。試合後、DF今野泰幸は「最悪です」と、吐き捨てた。「もったいない試合でした。勝てる相手だったし、やっていて『負ける相手じゃないな』と思っていたので。残念な結果になってしまったなという感じです」と、語気を強めた。

 力の差を感じる相手にも、自分たちの悪いところが出てしまった。立ち上がり4分、横浜FCに先制点を許している。試合の入りについて今野は「このところ立ち上がりの失点が多くて。相手が良いから失点しているわけではないのですが、出足の遅さだったり、そういうところでリズムをつかめなくて、なぜか立ち上がりに失点してしまうことが続いているので。今日もまたやられてしまったので『またか』みたいな感じでしたね。前半はミスが多いし、立ち上がりの悪さは感じています」と、改善点を挙げた。

 アウェーで5試合連続となる先制点を浴びたが、FW宇佐美貴史、DF藤春廣輝のゴールで一時は逆転した。「先制されるのは、すごくイヤですけど、絶対に逆転できるという自信は付いてきています」と今野も、チームの反発力には胸を張る。しかし、この日は終了間際の後半43分に、途中出場のFW田原豊に今季初ゴールを決められた。

 この場面で田原のマークに付いていたのが、今野だった。「そこまで怖さがなかったので、そういう相手に2点やられちゃいけないと思うし。最後、僕がマークに付いていたところでやられてしまったので、本当に最悪です。あそこは跳ね返さないといけなかったし、何とか体をぶつけたりして体勢を崩させたりして、ボールをゴールの枠に飛ばさせないようにしないといけなかった。最後、相手がボールに触ったのかは分からないですが、オレの顔面に当たって入ってしまったので。完全にオレに当たっていたのでオウンゴールみたいな形だったと思いますが、なんとか防がなければいけない場面だったので、本当に悔いが残ります。あれが狙いだったことは分かっていたことなのに、それでも防ぎ切れなかったことは悔いしか残っていない」と、繰り返し悔しがっていた。

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