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8連敗中の大宮が首位・横浜FMを撃破…連敗ストップで9戦ぶり勝利

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[8.31 J1第24節 大宮1-0横浜FM NACK]

 大宮アルディージャが長いトンネルを抜け出した。ホームに首位の横浜F・マリノスを迎えた一戦に1-0で勝利。前節・川崎F戦(1-2)でクラブワースト記録となる8連敗を喫したが、ついに連敗を止め、7月10日の名古屋戦(1-0)以来、9試合ぶりの白星を飾った。

 横浜FMは前半12分、MF中村俊輔の左FKにMF中町公祐が頭で合わせるが、ヘディングシュートは惜しくもクロスバーを直撃した。2試合連続で立ち上がりに失点していた大宮。この日もヒヤリとさせられたが、ここをしのぐと、徐々に落ち着きを取り戻した。

 オーストラリア代表DFニールが移籍後初先発となった大宮はMF高橋祥平をアンカーに置く4-1-4-1にシステムを変更。前半32分には素早いリスタートからDF下平匠がゴール前に縦パスを通し、MF渡邉大剛がGKと1対1の決定機を迎えたが、決め切れない。それでも同42分、ニールからの長いスルーパスがFWノヴァコヴィッチに渡ると、マイナスの折り返しを受けた渡邉が右足を振り抜き、ニアサイドを破った。

 1点リードで後半に折り返した大宮は横浜FMの反撃にも粘り強く対応した。後半27分にはカウンターからノヴァコヴィッチのラストパスにMFチョ・ヨンチョルが走り込むが、シュートはDF小林祐三がブロック。試合を決める2点目を奪えず、終盤は横浜FMの攻勢に耐える時間が続いた。

 横浜FMは後半41分、中村の左CKのセカンドボールをMF小椋祥平がミドルシュート。ゴール前にこぼれたボールを途中出場のFW藤田祥史が狙うが、FWマルキーニョスとかぶって打ち切れなかった。結局、そのまま0-1で敗れ、横浜FMは2試合ぶりの黒星。広島も敗れたため、首位は守ったが、2位に浮上した浦和との勝ち点差は「1」となった。


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