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リーグ戦初ゴール&初退場、リーグ初先発のレ・コン・ビンが大ハッスル

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[9.22 J2第34節 札幌1-0長崎 札幌厚別]

 リーグ戦初先発を果たしたFWレ・コン・ビンが大ハッスルだ。

 まずは前半15分、エリア内でMF前田俊介が後ろから走り込んだDF上原慎也に浮き球パス。DFに付かれながらも上原はダイレクトで折り返すと、ファーサイドから猛然と走り込んだレ・コン・ビンがダイビングヘッドで合わせて、コンサドーレ札幌に先制点が生まれた。

 7日に行われた天皇杯2回戦の北海道教育大岩見沢校戦で2ゴールを記録していたレ・コン・ビンだが、リーグ戦では出場3試合目にして初ゴール。ゴール後は真っ先にゴール裏のサポーターのもとに駆け寄り、ユニフォームを脱いで喜びを爆発。来日初のイエローカードを受けるおまけも付いた。

 だがハッスルプレーはこれだけでは終わらなかった。前半36分、自陣右でボールをMF古部健太に奪われると、慌てたレ・コン・ビンは後ろからユニフォームを引っ張ってしまう。ホイッスルが吹かれると、西村雄一主審はイエローカードを提示。この日2枚目となり、直後にレッドカードが突き付けられた。

 36分間の出場となったが、ベトナムの英雄は衝撃だけを残してピッチを後にした。

 しかし試合はこのまま札幌がリードを守り抜き、1-0でV・ファーレン長崎を下した。札幌は勝ち点を51に伸ばし、G大阪と引き分けた松本をかわして7位に浮上。上位にいる長崎との差も5となった。


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