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清水2発に荒田復帰弾!! 岡山が千葉を3発粉砕

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[9.29 J2第35節 岡山3-0千葉 カンスタ]

 J2は29日に第35節を各地で行い、10位のファジアーノ岡山は6位のジェフユナイテッド千葉と対戦した。プレーオフ進出に望みをつなぎたい岡山は、後半にFW清水慎太郎が2ゴール、途中出場のFW荒田智之も得点を挙げて3-0で勝利。勝ち点を51に伸ばし、6位・千葉との差を4に詰めた。一方の千葉は今季初の3連敗を喫している。

 守備から試合に入った岡山は、千葉にボールを持たせながらも、決定的な場面をつくらせない。前半33分にはFW金民均のループパスをFW押谷祐樹が最終ラインの裏で受けて、強烈なシュートを放ったが、GK岡本昌弘に阻まれた。この場面のように、少しずつ千葉の綻びを突き、チャンスをつくっていく。

 攻めあぐねていた千葉も、前半40分にはFW森本貴幸が最終ラインの裏を取り、ボレーシュートでゴールを狙ったが、GK中林洋次に防がれている。さらに森本は41分にも右サイドのDF竹内彬からのクロスをヘッドで合わせたが、ループ気味になったシュートは、GK中林に枠外へ掻き出された。

 前半終了間際にも、両チームが見せ場をつくる。岡山は左サイドからの折り返しに押谷が飛び込んだが、わずかに合わない。千葉も2列目で起用された米倉が、強烈なミドルシュートを放ったが、GK中林の正面を突き、スコアレスのまま前半を終えた。

 後半に入ると、岡山の攻撃が火を噴く。まずは後半4分、清水が左足でGK岡本のニアサイドを打ち抜き1点を先制する。その後も堅い守備から効果的な速攻を繰り出す岡山は、同28分にも金民均からのスルーパスを受けた清水が、GK岡本と1対1になると、右足でシュートを決めて、リードを2点に広げた。

 後半22分に千葉は、森本を下げてFWケンペスを起用する。岡山も2ゴールの清水に代えて、FW荒田智之を投入する。ともにチーム最多得点のストライカーを起用したが、結果を出したのは、古巣対戦となった荒田だった。金民均からのスルーパスを最終ラインの裏で受けた荒田が、冷静にゴールネットを揺らし、12試合ぶりの出場を自らのゴールで祝った。

 試合終了間際には千葉もPAのすぐ外で直接FKを得る。MF伊藤大介が右足でゴールを狙ったが、ボールは右ポストを叩き、得点を挙げることはできなかった。このまま試合は終了。岡山が盤石の試合運びで2試合ぶりの勝利を挙げている・

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