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岩上のロングスローから同点弾、松本・反町監督「勝ち点1はつらいけど…」

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[9.29 J2第35節 松本2-2栃木 松本]

 松本山雅FCはホームで栃木SCと2-2で引き分けた。2連勝中の栃木に対し、2度のビハインドを追いついたが、2試合連続ドローで3戦勝ちなし(2分1敗)。逆転での昇格プレーオフ出場を目指す松本にとっては痛い勝ち点1となった。

 栃木は前半7分、MF近藤祐介の左クロスにFWサビアが頭で合わせ、先制点。1点を追う松本は前半43分に右CKからMF多々良敦斗がヘディングシュートを放つが、惜しくもゴール上に外れた。

 栃木の1点リードで進んだ試合は終盤に大きく動く。松本は後半28分、MF岩上祐三の左クロスに後半開始から出場したFWホドリゴ・カベッサが頭で合わせ、同点ゴール。栃木も6分後の後半34分に近藤の左クロスをFW久木野聡が頭で折り返し、FWクリスティアーノが右足ボレーで蹴り込んだ。

 再び1点を追う展開となった松本だが、後半38分、右サイドからの岩上のロングスローをカベッサがヘディングで流し込み、2-2。松本の“飛び道具”が炸裂し、土壇場で勝ち点1をもぎ取った。

 松本の反町康治監督は「常に向こうのリードという試合展開で、難しい展開だったけど、何とか意地を出して追いつくことができた」と振り返り、引き分けという結果については「(昇格プレーオフ出場のためには)勝ち点1はつらいけど、良しとしないといけない。勝ち点3を取りたい試合だったが、非常に難しいゲームだった」と、自分に言い聞かせるように話していた。


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