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富山から4戦ぶり勝利のG大阪。追突事故の宇佐美も得点で無事をアピール

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[10.20 J2第37節 G大阪3-1富山 万博]

 J2は20日に第37節を行い、2位のガンバ大阪はホームで19位のカターレ富山と対戦し、3-1で4試合ぶりの勝利を収めている。直近の6試合を1勝2分3敗と苦しんでいたG大阪だったが、勝ち点を74に伸ばし、首位の神戸とともに6位以内に入ることを確定させた。

 18日に追突事故を起こしてしまったFW宇佐美貴史だが、ピッチ上で元気な姿を見せる。積極的に仕掛けて攻撃をけん引し、富山を押し込む原動力となった。前半16分には、左サイドを突破した宇佐美の折り返しをDF藤春廣輝がゴールに決めたが、宇佐美がオフサイドと判定されて得点は認められなかった。試合を優勢に進めるG大阪は同29分にPA内でボールをつなぎ、最後はMF倉田秋がリーグ戦17試合ぶりとなるゴールを決めて1点を先制した。

 このまま良い流れで戦いたいG大阪だったが、前半38分には守備の脆さが顔を出してしまう。MF遠藤保仁の浮き球のバックパスを2CBが処理できず。これを狙っていたMF白崎凌兵にゴールを決められて、同点に追い付かれた。

 それでも前半終了間際の44分には、中盤の高い位置でDF西野貴治が相手のパスをカット。ボールを倉田に預けると、そのままPA内へと走っていく。ボールは倉田から右の宇佐美に渡り、オーバーラップしたDF加地亮へつながる。「加地さんから良いクロスが上がって来るかなと思っていたら、上がってきた」と振り返る西野が、ヘディングでゴールを決めた。「うまくいきすぎたのでビックリしていますけど、綺麗に入って、逆転で来て、そこから流れも良くなったので良かった」と、5試合ぶりに出場した西野は勝ち越し点を喜んだ。

 後半20分には、果敢に得点を狙い続けていた宇佐美にもゴールが決まり、リードを2点に広げる。終盤には富山もゴールマウスにシュートを飛ばしたが、GK藤ヶ谷陽介の好セーブで最少失点に抑えて、G大阪が3-1で勝利した。


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