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名古屋苦肉の策、今季全試合出場のDF田中隼磨とDF阿部翔平と契約更新せず

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 名古屋グランパスは22日、DF田中隼磨とDF阿部翔平と来季の契約を更新しないと発表した。

 田中隼は横浜FMから09年に名古屋に移籍。右SBのレギュラーとして10年シーズンの優勝に大きく貢献した。今季も31試合に先発出場していた。

 市立船橋高、筑波大を経て06年に入団した阿部は3バックのストッパーや4バックの左SBとして1年目からレギュラーとして活躍。正確なキックを武器に攻守に名古屋を支えていた。阿部も今季は29試合に出場していた。

 主力の放出にはJリーグが導入したクラブライセンス制度の影響がある。現制度では3季連続の赤字となればリーグ資格をはく奪される。2季連続の赤字が予想される名古屋にとっては来季は赤字解消が至上命題となっている。苦肉の策と言えるが、若手の奮起に期待がかかる。

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