横浜FCは12日、横浜市内で新体制記者会見を行い、新加入の全9選手が出席した。11日に東京ヴェルディからの加入が発表されたばかりのMF飯尾一慶とDF小池純輝も会見に出席し、新天地での意気込みを口にしている。

　昨季、東京VでJ2リーグ戦37試合に出場し、5得点を挙げていた飯尾は「一つではありませんが、一番大きいのは『J1昇格』という目標に全力を注いでいるチームだと思うので。そこは、すごい強く思ったところです」と、移籍を決意した理由を説明する。

　また、小池は昨シーズンのJ2で36試合に出場し5得点を挙げているが、そのうちの1点は横浜FCとのアウェーゲームで決めたものだった。移籍の理由を問われた小池は「昨シーズンは三ツ沢で、ヘディングでゴールを決めさせてもらったので。今度はそれを横浜FCで出したいなと思います」と、相性の良いスタジアムでプレーしたかったことを理由に挙げた。

　サポーターに向けて「みなさんに『栄子』と呼ばれたらいいなと思っている」という小池に対して、飯尾も「みんなには『チビ』って言われているので。別に背が小さいから『チビ』って言われているわけではないので、『チビ』で、よろしくお願いいたします」と、お願い。覚えやすいニックネームの2選手は、ピッチ上でも記憶に残るプレーを見せてくれるはずだ。

(取材・文　河合拓)

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