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“因縁”のリターンマッチ!!広島と横浜FMが2・22に富士ゼロックススーパー杯で激突

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 2月22日に東京・国立競技場で開催される富士ゼロックススーパー杯の開催発表記者会見が16日、都内で行われた。新シーズンの幕開けを告げる富士ゼロックススーパー杯が、改修前の国立競技場で開催されるのは今年が最後。今季は2年連続3回目の出場で大会連覇となる3度目の優勝を目指すJ1王者のサンフレッチェ広島と、9年ぶり4回目の出場で初優勝を狙う天皇杯覇者の横浜F・マリノスが激突する。記者会見には両チームを代表し、広島のFW佐藤寿人、横浜FMのMF富澤清太郎が出席した。

 元日に行われた天皇杯決勝の再戦となる今年の富士ゼロックススーパー杯。昨季のJ1リーグでも最終節まで優勝を争った両チームは、最後の最後に広島が逆転Vを果たしたが、直接対決は天皇杯決勝を含めても横浜FMの3戦3勝だった。因縁めいたカードに両選手は早くも意気込みを強くする。

 佐藤は「天皇杯に負けたあとの最初の公式戦が富士ゼロックススーパー杯。借りを返すと言うと、表現が大げさかもしれないけど、みんなそれぐらいの気持ちを持っている」と力説。対する富澤にも、直接対決では勝っているとはいえ、リーグ戦でタイトルを失った悔しさは今なお強く残っている。「広島さんとは昨季、常にリーグを引っ張る戦いをしてきたと思っている。互いにいいパフォーマンスを出して、今年のJリーグが盛り上がるような、注目を集められるような試合をして、マリノスが勝てるように頑張りたい」と誓った。

 富士ゼロックススーパー杯は国立競技場で2月22日午後1時35分にキックオフされる。同日午前10時40分からは「NEXT GENERATION MATCH」も開催され、U-18Jリーグ選抜と日本高校選抜(第92回全国高校選手権の大会優秀選手より選抜)が対戦する。チケットの一般販売は今月19日午前10時からで、1枚のチケットで両ゲームが観戦可能。当日は来場者全員に大会限定スペシャルカード(非売品)がプレゼントされるほか、勝利チーム選手サイン入り試合球や出場選手サイン入りユニフォームなどが当たる大抽選会、スタジアムイベントして各Jクラブやそのホームタウンにゆかりのある人気グルメを販売する「グルメパーク」も実施される。

(取材・文 西山紘平)

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