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強い神戸、3戦連続3発勝利 徳島は初の2桁Sも開幕7連敗

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[4.12 J1第7節 神戸3-0徳島 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸がホームで徳島ヴォルティスを3-0で下した。神戸は3戦連続の3発勝利。3試合連続で3失点以上を喫した徳島は、今季6度目の無得点敗戦で、開幕7連敗となった。
 
 神戸が強い。まずは前半26分、FWペドロ・ジュニオールとの入れ替わりでボールを受けたMFシンプリシオがエリア内右角の位置からループシュートを狙う。「GKが前に出ていたのが分かった」。綺麗な放物線を描いたシュートはゴール左隅に収まり、神戸に先制点が生まれた。

 2点目は前半42分、神戸の前線の迫力が徳島守備陣の焦りを生んだ。バックラインでキープするDF青山隼にチェイスをかけると、コントロールミスを誘う。これを見逃さなかったFWマルキーニョスがボールを奪うと、GKとの1対1を冷静に制して追加点を奪った。

 トドメの得点は後半23分、MFチョン・ウヨンが思い切ってミドルシュートを狙うと、GKの前で大きくイレギュラーバウンドする。シュートがGK松井謙弥の顔面を直撃すると、勢いのままゴールラインを越えていった。

 一方の開幕からの連敗が7に伸びてしまった徳島だが、この日は積極性が目立った。特に終盤、立て続けにシュートチャンスを作り、反撃を試みた。前節の川崎F戦では、総シュート数が1本に終わってしまったことで、サポーターからも不満の声が挙がっていたが、今節は初の2桁シュートとなる12本を放った。「ゲームとしては残念」と話した小林伸二監督は、「時間とともにアプローチは良くなった。今日のゲームに関しては0-3の差はなかったと感じた」と前向きに語った。


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