beacon

船山今季12点目!3位・松本が斉藤TD指揮の千葉下す

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.28 J2第20節 千葉0-1松本 フクアリ]

 3位・松本山雅FCはアウェーでジェフユナイテッド千葉に1-0で勝利。2位・磐田と同じ勝ち点40とした。

 7勝6分6敗で12位とJ1昇格へ向けて厳しい戦いの続いている千葉は23日に鈴木淳監督との契約を解除。この試合は斉藤和夫テクニカル・ダイレクターの指揮の下で松本と戦った。だが、その千葉に松本が先制パンチを見舞う。

 前半3分、松本はFW岩上祐三の縦パスを上手くコントロールしたFW船山貴之が左中間からPAへ侵入。DFキム・ヒョヌンと競り合って転倒すると、主審はPKスポットを指さした。このPKをキッカー・船山がゴール左隅へ流し込んでリーグ単独2位へ浮上する今季12点目。松本が幸先良くリードを奪った。

 松本はその後も船山やFWサビアへ素早くボールを入れて攻めると、セットプレーの流れからDF犬飼智也やDF飯田真輝サビアが決定的なシュートを撃ちこんでいく。対する千葉は23分にMF谷澤達也が右足ミドルを放つと、27分にはワンツーからMF佐藤健太郎がシュート。前半だけでシュート10本を放ったが、フィニッシュの精度を欠いて追いつくことができない。

 それでも千葉は後半2分にFWケンペスの強烈なシュートがゴールを襲い、28分にはFW森本貴幸のスルーパスから再びケンペスが決定的な左足シュートを放つ。だが、松本GK村山智彦のビッグセーブに阻まれてしまうなど1点が遠い。

 最後まで攻め続けた千葉だったが、「凄いキツイ時間帯がずっと続いていたので、いつやられてもおかしくなかったんですけど、みんなで体を張って守れていたんでそこが良かったかなと思います。1人サボるだけでそこから水漏れしてしまう。1人でもサボらないようにみんなで声を掛け合ってやっているんでそこがきょうは本当に良かったと思います」と船山が振り返った松本のゴールを攻略することができず、シュート22本で無得点。2連敗となった。

TOP