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アーセナル大株主がロシアに"貢献"? カペッロ監督の給料支払いを負担か

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 イギリスやイタリアのメディアによると、アーセナル株主のアリシェル・ウスマノフ氏が、ロシア代表を率いるファビオ・カペッロ監督の給与支払いを一部負担するようだ。

 ロシアサッカー連盟はカペッロ監督やスタッフへのサラリー支払いが遅れており、以前から問題となっている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、カペッロ監督たちの給与は昨年6月から支払いが遅れているという。

 2018年のワールドカップを開催するロシアは、給与支払いのための資金繰りに奔走していた。そして手を貸したのが、ロシア人実業家のウスマノフ氏だという。イギリス『スカイ・スポーツ』は、同氏の周辺が、支払いを認めたと報じた。

 『ガゼッタ』は、遅延分の支払いが総額6億ルーブル(約10億5000万円)になっており、ウスマノフ氏はそのうちの4億ルーブル(約7億円)をロシアサッカー連盟に貸し出すという。

 『スカイ』は、ロシアのスポーツ大臣であるビタリー・ムトコ氏が、支払い遅延問題が今後2日で解決すると話したと伝えている。

 EURO2016でグループGを戦うロシアは、4試合を終えて1勝2分1敗の勝ち点5で3位と苦戦中。首位オーストリアには勝ち点5差、2位スウェーデンには同1差をつけられている。
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