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攻撃を加速させた柏FW大津「あとは僕自身のゴール、アシストがあれば」

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[3.13 J1第1ステージ第2節 柏1-1仙台 柏]

 開幕戦の神戸戦(1-0)はケガのため、ベンチ外だった柏レイソルのFW大津祐樹。第2節の仙台戦ではベンチ入りすると、1点を追う後半25分からピッチに立った。4年ぶりのJリーグの舞台、最初は左サイドでプレーしていたが、30分を過ぎたあたりから右サイドにポジションを移し、攻撃の起点となった。柏は後半44分に同点に追い付き、勝ち点1をつかむと同時にAFCチャンピオンズリーグのプレーオフから続く、公式戦無敗試合数を5に伸ばしている。

 試合後、大津は「今日のような試合に負けないで、引き分けに持ち込めて勝ち点を取れていることは、すごくチームとしてポジティブなこと」と振り返ったが、「僕自身がもう一点取れていればチームは勝てていたいので、そういうところは反省したい」と、得点に絡めなかったことに悔しさを見せ、「もっともっとレイソルの力になれるようにやっていきたい」と言葉を続けた。

 それでも、自身が出場している時間帯に攻撃に勢いを付けられていることには手応えを感じている。「自分自身、ピッチに入って点を取る流れをつくらないといけないと思いますし、そういう意味ではすごく良い形できている。あとは僕自身のゴール、アシストがあれば、今日は勝てていたと思うので、そういうところはもっともっと突きつめていきたい」と、結果に直結する役割を果たすことを自身に課した。

 試合前には、来日したバヒド・ハリルホジッチ日本代表新監督の会見も行われた。代表入りを目指す大津は「日本代表に入ることは目標ですし、もっともっと活躍して呼んでもらえるように頑張りたい。ゴール前のところであったり、ドリブルの仕掛けのところでアピールして、得点、アシストという結果を出したい」と、柏で結果を残すことが代表にもつながると強調した。

(取材・文 河合拓)

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