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パト&宇佐美弾!G大阪がホームで好調甲府に逆転勝利

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[7.11 J1第2S第1節 G大阪2-1甲府 万博]

 ガンバ大阪ヴァンフォーレ甲府を2-1で下した。G大阪は第1ステージの最終節から2連勝。甲府はリーグ戦では5月10日の湘南戦以来、7戦ぶりの敗戦を喫した。

 前半9分、浮き球を受けたFW阿部拓馬が3人をドリブルでかわしてエリア内に侵入。最後はDF岩下敬輔のスライディングに遭う前に素早く左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。監督交代後、リーグ戦では負けなしを続ける甲府が先制に成功した。

 しかしG大阪は慌てなかった。FW宇佐美貴史らを中心にポゼッションを高めて攻め込むと、迎えた前半34分、DF藤春廣輝がフワリとしたボールをゴール前に上げると、FWパトリックが頭で合わせる。GK河田晃兵が弾ききれなかったこともあり、ボールはゴールラインを越えた。

 後半に入っても攻撃の圧力を強めるG大阪。対する甲府も後半13分からベンチスタートさせていたFWバレーを送り込むなど、勝負に出る。一進一退の攻防は試合終盤戦まで続いた。

 しかし試合終了間際の45分、G大阪に思わぬ形でビッグチャンスがやってくる。エリア内に入ったパトリックとGK河田が激しく接触。パトリックが先にボールを触っていたこともあり、東城穣主審はPKを宣告した。これを宇佐美が冷静にゴール右隅に収め、勝ち点3をもぎ取った。宇佐美は得点ランク首位を守る14点目を決めている。

 やや厳しい判定にも思えたが、甲府の佐久間悟監督は言い訳にしなかった。「G大阪にあのようなつまらないミスがあれば勝てない。今日の結果は妥当だと思います」と潔く敗戦を認め、「連敗しないように頑張りたい」と次戦を見据えた。 


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