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福岡快勝、磐田が2位死守も5位福岡までの勝ち点差「3」

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[8.15 J2第29節 福岡2-0磐田 レベスタ]

 アビスパ福岡がホームでジュビロ磐田を2-0で下した。福岡は5月以来の連勝。2位の磐田はここ5戦で3度目の黒星を喫した。3位の東京Vも敗れたため、2位をキープしたが、5位・福岡までの4チームが勝ち点3差にひしめく大混戦となっている。

 先制点が後半13分、福岡に入った。中盤でボールを受けたMF鈴木惇がドリブルで持ち上がると左に展開。MF金森健志からマイナスのリターンパスを受けると、左足ダイレクトで蹴り込み、試合を動かした。

 チャンスを作りながらも決めきれず、先制を許してしまった磐田は、たまらず後半22分からMF松浦拓弥を投入。流れを引き戻しにかかる。しかし同34分にその松浦がFWウェリントンへのファウルでイエローカードを受ける。そして直後に抗議でイエローカード。レッドカードで退場を余儀なくされてしまった。

 福岡は後半40分にも金森のアシストから途中出場のFW坂田大輔が右足で押し込み、加点。勝利を決定的にすると、GK中村航輔の好セーブを中心に我慢強い守備を見せた守備陣も完封劇を演じてみせた。

「選手が90分間、集中力を保って、いい形で勝利できたかな」と話したのは井原正巳監督。「前半はミスから決定的なシーンを作られてしまったが、その中で中村がピンチをビッグセーブで防いでくれた。流れを引き寄せてくれた」と、20歳の若き守護神の活躍を称えていた。


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