[10.3 J1第2ステージ第13節 湘南-山形 BMWス]

　首の皮一枚かもしれない。ただ可能性がある限り追い続ける。モンテディオ山形は敵地で湘南ベルマーレを1-0で撃破。5月10日以来の勝ち点3、第2ステージ初勝利を挙げて、勝ち点を24に伸ばした。

　奇跡の残留へ向け、望みをつないだ。均衡が破れたのは後半26分、左サイドからのCK獲得した山形は、ファーサイドのFWディエゴが折り返す。これをMFアルセウが押し込むが、DF古林将太にライン上でクリアされる。しかしその浮き球をディエゴが頭で押し込む。今度は古林もかき出すことは出来なかった。

　19戦ぶりの勝ち点3を挙げた山形。この日、ナイトゲーム(18時30分キックオフ)を残すアルビレックス新潟ら残留争いのライバルに少しでもプレッシャーをかけ続けていきたい。ディエゴも「今日の勝利でまだ残れるチャンスがある」と意気込む。「ホームでもあと2試合あるので、そこでまた頑張りたい」と一戦必勝を誓っていた。

　湘南は4戦ぶりの敗戦。ただ、5戦勝利なしと失速気味だ。残留争いはほぼ関係ないが、しっかりとした戦いで来季につながる戦いを見せたいところ。10月10日には天皇杯の松本戦もある。もう一度気合を入れ直したい。

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●[J1]第2ステージ第13節1日目 スコア速報