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徳島、小林監督と来季の契約更新せず…13年にクラブ初のJ1昇格へ導く

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 徳島ヴォルティスは12日、小林伸二監督との契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。今季公式戦終了までは小林監督が指揮を執るとしているが、後任については決まり次第発表するとしている。

 小林監督は12年に徳島の監督に就任。翌13年にはJ2リーグ戦を4位で終え、J1昇格プレーオフを勝ち抜き、四国勢初となるJ1昇格に導いた。昨年は初のJ1リーグ戦で18位に終わって、1年でJ2降格。今季は40試合を終えて12勝14分14敗で14位となっていた。

 クラブを通じて小林監督は「4年間の中では、2013シーズンにJ1昇格プレーオフに進出し、皆様と共にJ1に昇格出来たという、素晴らしい経験をさせていただきました。今年はJ1復帰ということを目標に掲げて再チャレンジをしましたが、目標を達成することが出来ず、私の力不足と痛感しており大変申し訳なく思います」と謝罪。

「4シーズンにわたり徳島ヴォルティスの指揮を執らせていただき、ファン・サポーターの皆様をはじめ、クラブに関わりご支援いただいている皆様に心より感謝申し上げます。徳島ヴォルティスというクラブは様々な経験をする中で着実に成長を遂げています。今後のクラブの更なる発展を期待しておりますし、皆様には引き続き温かいご支援と応援をお願いしたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

 また、岸田一宏代表取締役社長は「4シーズンにわたりチームを指揮していただいた小林伸二監督の多大なる貢献に感謝申し上げます。クラブに多くの財産となるものを築いていただきました。そのご指導、ご尽力に御礼申し上げます」と感謝し、「築き上げていただいたものを大事にしながらも、更なる成長を遂げていくために、総合的な判断として、今季までをもって小林伸二監督の契約を満了とさせていただく決断をいたしました」と契約を更新しない理由を語った。

 なお、14日のホーム最終戦となる第41節熊本の終了後にセレモニーを行う。

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