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柿谷ゴラッソ!!エースの「芸術的」な決勝ボレーでC大阪が連敗ストップ

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[5.3 J2第11節 松本0-1C大阪 松本]

 セレッソ大阪はアウェーで松本山雅FCに1-0で競り勝ち、連敗を2でストップした。キャプテンのFW柿谷曜一朗に8試合ぶりのゴールが生まれ、4試合ぶりの白星。松本は7試合ぶりの黒星を喫した。

 立ち上がりはホームの松本が積極的な入りを見せた。前半14分にはMF喜山康平が左足で強烈なミドルシュートを放つが、GKキム・ジンヒョンがセーブ。すると同25分、C大阪が少ないチャンスをものにした。FW杉本健勇が左サイドのスペースに飛び出し、右足に持ち替えてクロス。ファーサイドのFWリカルド・サントスが頭で折り返し、柿谷が豪快なジャンピングボレーでゴールに叩き込んだ。

 柿谷の8試合ぶり今季3得点目がチームとしても3試合ぶりのゴール。1点をリードして後半に折り返すと、松本の反撃にも粘り強いディフェンスで対抗した。松本は後半21分、左CKからMF宮阪政樹のクロスをMF石原崇兆が頭で落とすが、FW山本大貴はシュートを打ち切れず、GKがキャッチ。C大阪守備陣は最後まで集中を切らさず、4試合ぶりの無失点に抑えた。

 決勝点となった柿谷は試合後のインタビューで「前半は風も相手を勢い付けていたけど、ワンチャンスがあったので、そこで決められて良かった」とコメント。8試合ぶりのゴールに「チームを勝たせるという意味では貢献できていなかった。これを機にどんどん決めて、チームを勝たせていければ」と安堵の表情を見せると、大熊清監督も「(ゴールは)芸術的でもあるし、これからもっともっとがんばってくれると思う」と、さらなるゴール量産に期待していた。

●[J2]第11節 スコア速報

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