[5.28 J2第15節 清水8-0群馬 アイスタ]

　清水エスパルスがJ2リーグ1試合最多得点記録に並ぶ大勝劇を見せた。ホームでザスパクサツ群馬と対戦した清水は、8得点と大爆発。過去4度記録していたクラブ記録の6得点を更新するどころか、2013年7月3日にガンバ大阪が岐阜を相手に記録したJ2記録の8得点に並んだ。

　4戦未勝利だった清水が、うっ憤を晴らすかのようなゴールラッシュを見せた。まずは開始3分にFW鄭大世の右クロスを合わせたMF白崎凌兵のゴールで先制すると、同15分にはCKを鄭大世が頭で合わせる。そのわずか2分後には左クロスのこぼれ球をMF大前元紀が押し込み加点。同40分にはカウンターから大前のパスを受けたMF村田和哉が得点。前半だけで4得点を奪い、試合の流れを完全に掴む。

　後半も猛攻を仕掛けた清水は10分に鄭大世がこの日2点目を決めて加点開始。同12分には鄭大世に負けじと大前もこの日2点目を決める。大前や鄭大世が退いた後も攻撃の手を緩めない清水は、同34分に村田がミドルレンジからループシュートを決めて、リーグ戦のクラブ記録を更新する7点目。同37分には途中出場のFW金子翔太がJ2記録に並ぶ8点目を突き刺し、圧勝劇を締めくくった。

　1試合最多得点記録に並んだ清水だが、8点差勝利は2000年3月30日の鳥栖戦で浦和、13年6月15日に熊本戦で北九州、同10月20日の松本戦で神戸が記録した7-0を上回る、J2史上最多点差勝利となった。なおJ1での1試合最多得点チーム記録は1998年4月15日に磐田がC大阪戦で記録した9得点が最多となっている。

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●[J2]第15節1日目 スコア速報