常勝軍団復活へ…鹿島MF小笠原、第1S制覇も「満足することはない」
[6.25 J1第1ステージ第17節 鹿島 2-0 福岡 カシマ]
第1ステージを制覇した。しかし、鹿島アントラーズのキャプテンマークを託される小笠原満男は喜びを表しつつも、「これに満足することはない」と表情を引き締めた。
勝てば自力での優勝が決まる福岡戦。小笠原は勝利への、そしてタイトルへの執念をプレーで示し続ける。自陣深くまで進入しようとしてくる相手に素早く寄せてはボールを奪い取り、幾度となく危機の芽を摘み取る。球際の勝負に挑み続けて最終ライン前の防波堤となるだけではなく、素早い攻守の切り替えから前線へとパスを供給してリズムをもたらした。
チームは前半27分にDF山本脩斗の得点で先制すると、同37分にはFW土居聖真が加点してリードを広げる。後半は追加点こそ生まれなかったものの、粘り強い対応で福岡の反撃を許さずに2-0の完封勝利で第1ステージ制覇を果たした。
「多くのサポーターの方に来て頂きましたし、その中で優勝を決められてうれしく思う」と3万1636人の観客が詰め掛けた前で優勝を決めたことに充実感を滲ませながらも、「ただ、まだ第1ステージを取っただけ」と通過点であることを強調した。
「まだシーズンは続くし、僕らの目標はここではない。年間で勝つことが本当の意味でのタイトルだと思うので、これに満足することなく、これからも勝ち続けられるように頑張りたい」
1週間後には第2ステージがスタートすることもあり、「もっと内容を良くできるように、勝ち続けられるように、そういうメンタルで次の試合に向かっていきたい」と気持ちを切り替え、“目標”に向かって突き進むことを誓った。
(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第1ステージ第17節 スコア速報
第1ステージを制覇した。しかし、鹿島アントラーズのキャプテンマークを託される小笠原満男は喜びを表しつつも、「これに満足することはない」と表情を引き締めた。
勝てば自力での優勝が決まる福岡戦。小笠原は勝利への、そしてタイトルへの執念をプレーで示し続ける。自陣深くまで進入しようとしてくる相手に素早く寄せてはボールを奪い取り、幾度となく危機の芽を摘み取る。球際の勝負に挑み続けて最終ライン前の防波堤となるだけではなく、素早い攻守の切り替えから前線へとパスを供給してリズムをもたらした。
チームは前半27分にDF山本脩斗の得点で先制すると、同37分にはFW土居聖真が加点してリードを広げる。後半は追加点こそ生まれなかったものの、粘り強い対応で福岡の反撃を許さずに2-0の完封勝利で第1ステージ制覇を果たした。
「多くのサポーターの方に来て頂きましたし、その中で優勝を決められてうれしく思う」と3万1636人の観客が詰め掛けた前で優勝を決めたことに充実感を滲ませながらも、「ただ、まだ第1ステージを取っただけ」と通過点であることを強調した。
「まだシーズンは続くし、僕らの目標はここではない。年間で勝つことが本当の意味でのタイトルだと思うので、これに満足することなく、これからも勝ち続けられるように頑張りたい」
1週間後には第2ステージがスタートすることもあり、「もっと内容を良くできるように、勝ち続けられるように、そういうメンタルで次の試合に向かっていきたい」と気持ちを切り替え、“目標”に向かって突き進むことを誓った。
(取材・文 折戸岳彦)
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