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2-0から追いつかれるも終盤に突き放す!松本が2度目の4連勝で2位浮上

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[7.10 J2第22節 松本4-2金沢 松本]

 松本山雅FCはホームでツエーゲン金沢を4-2で下し、今季2度目の4連勝を飾った。2-0から一時は同点に追いつかれたが、後半終了間際の連続ゴールで突き放した。これでホームでは5連勝。順位でもC大阪に勝ち点44で並ぶと、得失点差で上回り、2位に浮上した。

 松本は立ち上がりから再三、セットプレーのチャンスをつかむ。前半2分、MF宮阪政樹の左CKに合わせたFW高崎寛之のヘディングシュートはゴール上へ。同19分には宮阪の右FKにDF喜山康平が頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。

 それでもスコアレスで折り返した後半5分、宮阪の左FKからこぼれ球をMF工藤浩平が右足で蹴り込み、先制点。同10分にはカウンターからMF石原崇兆がドリブルで駆け上がり、PA右でラストパスを受けた高崎が右足で豪快にニアサイドを破り、追加点を奪った。

 高崎の2試合連続ゴールで2-0とリードを広げた松本だが、金沢も後半19分、途中出場のMF古田寛幸がドリブルで右サイド深い位置まで切れ込み、マイナスのクロス。MF熊谷アンドリューが右足でゴール右隅に流し込んだ。

 今季、横浜FMから期限付き移籍で加入した10番の熊谷は移籍後初ゴール。1点を返すと、さらに後半34分、DF馬渡和彰の左CKに合わせたのは1分前に投入されたばかりのDFメンデスだった。190cmの長身DFがニアサイドで打点の高いヘディングシュート。ファーストタッチが値千金の同点弾となった。

 2点差を追いつかれた松本だが、ホームの大観衆の後押しを受け、再び勝ち越しゴールを目指す。すると試合終了間際の後半44分、右サイドからDF後藤圭太が斜めに縦パスを入れると、高崎がつぶされながらもボールをつなぎ、PA内に走り込んだMF岩間雄大が右足でゴール左隅に流し込んだ。

 岩間の5試合ぶり今季4ゴール目で3-2と勝ち越した松本は後半アディショナルタイムにもカウンターから石原がドリブルで駆け上がり、ダメ押しゴール。昨季、岡山から加入した石原は2シーズンぶりの得点で待望の移籍後初ゴールとなり、ホーム5連勝に貢献した。

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