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FW大前が復帰戦で直接FK弾!! エース戻った清水、山形に3発快勝

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[9.11 J2第31節 清水 3-1 山形 アイスタ]

 J2は11日、第31節を開催し、IAIスタジアム日本平では5位の清水エスパルスとここ9戦未勝利(3分6敗)で18位のモンテディオ山形が対戦し、清水が3-1の勝利を収めて勝ち点3を獲得した。

 試合は前半25分にアウェーの山形が決定機を創出する。MFアルセウが放ったミドルシュートはGK植草裕樹のセーブに遭ったが、こぼれ球にFW林陵平が反応。しかし、林の左足シュートは体勢を直した植草に阻まれ、こぼれ球にフリーで走り込んだMF鈴木雄斗の至近距離からのシュートも好反応を見せた植草にストップされてしまった。

 その後も山形が攻勢を掛けてゴールを脅かすものの、前半アディショナルタイムに清水が鮮やかなカウンターから先制に成功する。MF金子翔太から左サイドを駆け上がったDF松原后がボールを呼び込むと、グラウンダーのクロスをゴール前に走り込んだMF枝村匠馬が左足で合わせて流し込み、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負って後半を迎えた山形はMF伊東俊に代えてFW大黒将志を投入。しかし、後半29分に再びスコアを動かしたのは清水だった。MF白崎凌兵のパスを受けた金子がミドルレンジから迷いなく右足を振り抜くと、鋭いシュートがネットに突き刺さり、リードを2点差に広げた。

 リードを2点差とした清水は後半33分、負傷から復帰したFW大前元紀が金子に代わって投入される。約3か月ぶりにリーグ戦に戻って来た背番号10は同36分、キレのある動きで最終ライン裏に抜け出そうとするとDF田代真一のファウルを誘ってFKを獲得。このFKを大前自らが直接叩き込み、復帰戦を自らのゴールで祝った。

 後半42分にはMFディエゴのCKからDF渡辺広大がヘッドで決めて山形が1点を返すが、清水が逃げ切って3-1の勝利を収めた。


●[J2]第31節 スコア速報

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