beacon

ホーム先発復帰の大前が“因縁”町田戦でゴール!相手ミス見逃さず 清水が2位松本に5差迫る

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.8 J2第35節 清水2-0町田 アイスタ]

 清水エスパルスがホームでFC町田ゼルビアに2-0で勝利した。2連勝の清水は勝ち点を63に伸ばして4位に浮上。自動昇格圏の2位松本との差は5と縮まった。

 IAIスタジアムでのスタメンのピッチに背番号10が帰ってきた。FW大前元紀は6月8日の敵地での町田戦で左第5、6、7、8肋骨骨折と肺挫傷と大怪我を負った。全治3か月と診断され、戦線を離れることになった。

 懸命のリハビリの後、9月11日の山形戦に途中出場して復帰。後半36分に直接FKを突き刺して、自らの復帰を祝った。前節のC大阪戦では先発復帰を果たしていた。

 そしてこの日、“因縁”の町田戦でホームでの先発復帰を果たすと、前半21分、相手DFがヘディングでGKに戻そうとしたボールをカット。「戻すかなと思った」という狙い通りのプレーを決めると、前に出たGKをかわすループシュートを蹴り込んだ。

 後半27分に大前がお役御免でベンチに下がった清水だが、後半45分にFW鄭大世が自ら獲得したPKを豪快に蹴り込み、確実に勝ち点3を積み上げた。

「またこのピッチで点を取ることを意識していた」とリハビリ期間を振り返り、笑顔を見せた大前。残りは7試合。小林伸二監督も「(大前は)いい感じで狙っていた。テセも取ってくれてよかった」と昇格へ向けた手ごたえを感じている様子だった。

●[J2]第35節 スコア速報

TOP