松本強し! 12戦無敗で自動昇格まっしぐら!! 千葉は泥沼3連敗…
[10.16 J2第36節 千葉0-3松本 フクアリ]
J2は16日、第36節を開催し、フクダ電子アリーナでは10位のジェフユナイテッド千葉と自動昇格圏内の2位につける松本山雅FCが対戦。前半に2点をリードした松本が後半にも1点を加点して3-0の完封勝利を収めた。
ここ4戦未勝利(2分2敗)の千葉は前節京都戦(●0-3)から先発3人を入れ替えてMF町田也真人、MF井出遥也、DF若狭大志を先発起用。一方、ここ11戦無敗(5勝6分)の松本は前節岡山戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、出場停止明けのDF飯田真輝がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤からボール保持率を高めるホームの千葉が押し込む時間帯が続いたが、松本の集中した守備を崩し切れずになかなかシュートまで持ち込むことができない。前半18分には町田のパスからPA内に進入したFWエウトンが好機を迎えたが、左足で放ったシュートはジャストミートさせることができずにボールはゴール右へと外れた。
対する松本はセットプレーから好機を生み出す。前半31分にはMF宮阪政樹が右サイドから蹴り出したFKをファーサイドのDF後藤圭太がヘッドで折り返すと、反応したMF工藤浩平がダイレクトで合わせてゴールを強襲するが、コース上にいたDF近藤直也にブロックされる。しかし同38分、宮阪のFKを再び後藤がヘッドで落とすと、またもや反応した工藤が右足で合わせてネットを揺らし、松本が先制に成功した。
さらに前半42分にはFW高崎寛之がPA内でDF若狭大志のファウルを誘ってPKを獲得。若狭は2度目の警告で退場となり、千葉は数的不利に陥ってしまった。そして、このPKを高崎自らがきっちりと沈めて松本がリードを2点差に広げた。すると、1人少なくなった千葉は井出に代わって、Jデビュー戦となるDF岡野洵を投入した。
2-0と松本がリードしたまま後半を迎えると、立ち上がりからシュートまで持ち込むシーンを作り出す松本が後半10分に追加点を奪取する。宮阪が蹴り出したCKはクリアされたものの、MF那須川将大がゴール前にボールを供給。その流れから高崎が放ったシュートはGK佐藤優也に阻まれたが、こぼれ球をDF飯田真輝がヘッドで押し込んでリードは3点差に広がった。
その後、松本は幾度となく千葉ゴールを脅かしたものの追加点は生まれず。しかし、1人少ない千葉の反撃も許さずに3-0の完封勝利を収め、12試合無敗として自動昇格圏内をキープする。一方、プレーオフ出場圏内を目指す千葉は3連敗を喫し、岐阜に勝利した6位京都との勝ち点差を14に広げられた。
(取材・文 折戸岳彦)
●[J2]第36節 スコア速報
J2は16日、第36節を開催し、フクダ電子アリーナでは10位のジェフユナイテッド千葉と自動昇格圏内の2位につける松本山雅FCが対戦。前半に2点をリードした松本が後半にも1点を加点して3-0の完封勝利を収めた。
ここ4戦未勝利(2分2敗)の千葉は前節京都戦(●0-3)から先発3人を入れ替えてMF町田也真人、MF井出遥也、DF若狭大志を先発起用。一方、ここ11戦無敗(5勝6分)の松本は前節岡山戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、出場停止明けのDF飯田真輝がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤からボール保持率を高めるホームの千葉が押し込む時間帯が続いたが、松本の集中した守備を崩し切れずになかなかシュートまで持ち込むことができない。前半18分には町田のパスからPA内に進入したFWエウトンが好機を迎えたが、左足で放ったシュートはジャストミートさせることができずにボールはゴール右へと外れた。
対する松本はセットプレーから好機を生み出す。前半31分にはMF宮阪政樹が右サイドから蹴り出したFKをファーサイドのDF後藤圭太がヘッドで折り返すと、反応したMF工藤浩平がダイレクトで合わせてゴールを強襲するが、コース上にいたDF近藤直也にブロックされる。しかし同38分、宮阪のFKを再び後藤がヘッドで落とすと、またもや反応した工藤が右足で合わせてネットを揺らし、松本が先制に成功した。
さらに前半42分にはFW高崎寛之がPA内でDF若狭大志のファウルを誘ってPKを獲得。若狭は2度目の警告で退場となり、千葉は数的不利に陥ってしまった。そして、このPKを高崎自らがきっちりと沈めて松本がリードを2点差に広げた。すると、1人少なくなった千葉は井出に代わって、Jデビュー戦となるDF岡野洵を投入した。
2-0と松本がリードしたまま後半を迎えると、立ち上がりからシュートまで持ち込むシーンを作り出す松本が後半10分に追加点を奪取する。宮阪が蹴り出したCKはクリアされたものの、MF那須川将大がゴール前にボールを供給。その流れから高崎が放ったシュートはGK佐藤優也に阻まれたが、こぼれ球をDF飯田真輝がヘッドで押し込んでリードは3点差に広がった。
その後、松本は幾度となく千葉ゴールを脅かしたものの追加点は生まれず。しかし、1人少ない千葉の反撃も許さずに3-0の完封勝利を収め、12試合無敗として自動昇格圏内をキープする。一方、プレーオフ出場圏内を目指す千葉は3連敗を喫し、岐阜に勝利した6位京都との勝ち点差を14に広げられた。
(取材・文 折戸岳彦)
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