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宮阪が10人の古巣沈める決勝アシスト! 松本が14戦無敗で首位・札幌を追走

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[10.30 J2第38節 山形0-1松本 NDスタ]

 松本山雅FCが敵地モンテディオ山形と対戦し、1-0で勝利した。これで松本は14試合負けなし(7勝7分)とし、首位・札幌を追走している。

 山形は序盤から前節10試合ぶりの先発で2得点を挙げたFW大黒将志にボールを集める。前半18分、FWディエゴが大黒につなぐと、PA中央から右足シュートを放つも、威力がなくGKに処理されてしまった。

 松本も徐々に攻撃の圧力を増していくと、前半22分にDF那須川将大の左CKからニアに走り込んだFW高崎寛之が右足で合わせる。山形も同36分に左右に相手を揺さぶり、右サイドからMF山田拓巳が上げたクロスをDF石川竜也がヘディングシュートを放つも、互いにシュートの精度を欠き、ゴールネットを揺らすことができない。

 すると、前半終了間際の45分、山形はディエゴがMF川西翔太からリターンを受けると、思い切りよく右足を振り抜く。これはディエゴが空ぶってしまい、共に倒れ込んだ相手を意図的に蹴ったとして、レッドカード。山形は残りの時間を10人で戦うこととなった。

 後半は数的優位の松本が主導権を握る。だが、セットプレーや高崎の高さをいかしてサイドからクロスを送るも、引いて守る山形の守備をなかなか崩すことができない。それでも諦めず攻め込んだが松本に歓喜の瞬間が訪れる。後半38分、途中出場のMF宮阪政樹が投入からそのまま左CKを蹴り込むと、ニアに飛び込んだFW三島康平が頭で合わせ、均衡を破った。

 これが決勝点となり、1-0で松本が勝利。前日29日に清水が勝利したため、暫定的に3位に順位を落としたが、勝ち点を75に伸ばし、再び2位に浮上した。


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