大宮、初先制点も土壇場失点で初勝利届かず…清水は新10番・白崎が大前の前で劇的同点弾
[4.16 J1第7節 清水1-1大宮 アイスタ]
清水エスパルスはホームで大宮アルディージャと対戦し、1-1で引き分けた。開幕6連敗中の大宮が前半6分に先制したが、ホーム初勝利を目指す清水も後半42分に同点ゴール。互いに勝ち点3が欲しかった一戦は勝ち点1ずつを分け合った。
大宮は前半3分、MF江坂任が右サイドからドリブルで中に切れ込み、左足でミドルシュート。これはGK六反勇治に弾かれたが、同6分、古巣戦となったFW大前元紀のサイドチェンジから今季初出場のDF渡部大輔が右サイドを縦に突破すると、ゴールラインぎりぎりから折り返したクロスに江坂がニアで合わせ、先制のヘディングシュートを叩き込んだ。
3試合連続ノーゴール中だった大宮にとっては3月11日の磐田戦(1-2)以来、4試合ぶりとなる今季通算2ゴール目。今季7試合目で初の先制点となったが、その後は清水の反撃に押し込まれる時間が続いた。清水は前半21分、左サイドからDF松原后がアーリークロスを入れ、ゴール前に抜け出したFW鄭大世がゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。右サイドハーフで今季初先発を飾ったMF村田和哉も果敢な突破を仕掛け、両サイドから大宮を攻め立てた。
それでも球際で体を張り、劣勢の時間帯を耐えた大宮が徐々に反攻に転じる。前半33分には江坂がPA内でドリブルを仕掛け、左足を振り抜くが、DFがブロック。同39分、左サイドからMF清水慎太郎が右足でクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ江坂が松原の前に体を入れ、鋭い左足ボレーを放ったが、GK六反のビッグセーブに阻まれた。
大宮の1点リードで折り返した後半はホームの清水が攻勢を強める。後半5分、左サイドから松原が中央に流し、MF白崎凌兵がミドルシュート。同8分にも村田の右クロスに白崎が飛び込み、ヘディングシュートを放ったが、いずれも枠を捉えられなかった。同13分には左SBの松原が左サイドからドリブルでPA内に進入。自らフィニッシュまで持ち込んだが、左足のシュートはわずかにゴール左へ外れた。
苦しい展開が続く大宮は後半18分、大前に代えてMF大山啓輔を投入。清水も同じタイミングで新戦力のMFチアゴ・アウベスをピッチに送り込む。12日のルヴァン杯・札幌戦(0-1)にフル出場したチアゴ・アウベスだが、Jリーグはこれが初出場。そのファーストプレーでいきなりセットプレーのキッカーを務めると、右45度から左足で直接FKを狙ったが、惜しくもGK加藤順大の好セーブに阻まれた。
再三のチャンスを生かせずにいた清水だが、執念で大宮ゴールをこじ開ける。後半42分、右サイドからチアゴ・アウベスが左足でゴール前にクロス。中央の白崎が倒れ込みながら右足で合わせると、GKの手をかすめたボールは左ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれた。
今オフに大宮へ移籍した大前から背番号10を継承した白崎の3試合ぶり今季2ゴール目で1-1の同点に追いついた清水。今季ホーム初勝利はならなかったが、土壇場の劇的ゴールで引き分けに持ち込み、勝ち点1を獲得した。一方の大宮は開幕からの連敗を6で止めたが、初勝利ならず。開幕から7戦未勝利(1分6敗)となった。
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清水エスパルスはホームで大宮アルディージャと対戦し、1-1で引き分けた。開幕6連敗中の大宮が前半6分に先制したが、ホーム初勝利を目指す清水も後半42分に同点ゴール。互いに勝ち点3が欲しかった一戦は勝ち点1ずつを分け合った。
大宮は前半3分、MF江坂任が右サイドからドリブルで中に切れ込み、左足でミドルシュート。これはGK六反勇治に弾かれたが、同6分、古巣戦となったFW大前元紀のサイドチェンジから今季初出場のDF渡部大輔が右サイドを縦に突破すると、ゴールラインぎりぎりから折り返したクロスに江坂がニアで合わせ、先制のヘディングシュートを叩き込んだ。
3試合連続ノーゴール中だった大宮にとっては3月11日の磐田戦(1-2)以来、4試合ぶりとなる今季通算2ゴール目。今季7試合目で初の先制点となったが、その後は清水の反撃に押し込まれる時間が続いた。清水は前半21分、左サイドからDF松原后がアーリークロスを入れ、ゴール前に抜け出したFW鄭大世がゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。右サイドハーフで今季初先発を飾ったMF村田和哉も果敢な突破を仕掛け、両サイドから大宮を攻め立てた。
それでも球際で体を張り、劣勢の時間帯を耐えた大宮が徐々に反攻に転じる。前半33分には江坂がPA内でドリブルを仕掛け、左足を振り抜くが、DFがブロック。同39分、左サイドからMF清水慎太郎が右足でクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ江坂が松原の前に体を入れ、鋭い左足ボレーを放ったが、GK六反のビッグセーブに阻まれた。
大宮の1点リードで折り返した後半はホームの清水が攻勢を強める。後半5分、左サイドから松原が中央に流し、MF白崎凌兵がミドルシュート。同8分にも村田の右クロスに白崎が飛び込み、ヘディングシュートを放ったが、いずれも枠を捉えられなかった。同13分には左SBの松原が左サイドからドリブルでPA内に進入。自らフィニッシュまで持ち込んだが、左足のシュートはわずかにゴール左へ外れた。
苦しい展開が続く大宮は後半18分、大前に代えてMF大山啓輔を投入。清水も同じタイミングで新戦力のMFチアゴ・アウベスをピッチに送り込む。12日のルヴァン杯・札幌戦(0-1)にフル出場したチアゴ・アウベスだが、Jリーグはこれが初出場。そのファーストプレーでいきなりセットプレーのキッカーを務めると、右45度から左足で直接FKを狙ったが、惜しくもGK加藤順大の好セーブに阻まれた。
再三のチャンスを生かせずにいた清水だが、執念で大宮ゴールをこじ開ける。後半42分、右サイドからチアゴ・アウベスが左足でゴール前にクロス。中央の白崎が倒れ込みながら右足で合わせると、GKの手をかすめたボールは左ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれた。
今オフに大宮へ移籍した大前から背番号10を継承した白崎の3試合ぶり今季2ゴール目で1-1の同点に追いついた清水。今季ホーム初勝利はならなかったが、土壇場の劇的ゴールで引き分けに持ち込み、勝ち点1を獲得した。一方の大宮は開幕からの連敗を6で止めたが、初勝利ならず。開幕から7戦未勝利(1分6敗)となった。
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