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昌子が、三竿が、号泣立ち上がれず…20冠目前でV逸、常勝鹿島にプレッシャー

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20冠目前の鹿島がV逸…

[12.2 J1第34節 磐田0-0鹿島 ヤマハ]

 勝てば自力で優勝を決めることが出来た鹿島アントラーズだったが、敵地でジュビロ磐田と0-0でドロー。2位の川崎フロンターレがホームで大宮アルディージャに5-0で大勝したため、同勝ち点で並ばれると、得失点差で逆転を許してしまった。

 20冠を目前にしたプレッシャーが常勝軍団を狂わせた。立ち上がりからほとんどチャンスを作れずにいると、逆にピンチも少なかったが、時間は淡々と流れる。ハーフタイムには他会場の結果も場内に流れ、勝つしかないと分かった状況で戦った後半もゴールネットを揺らすことは出来なかった。

 鹿島は王手をかけた状態で迎えた残り2戦を、連続スコアレスでV逸。試合後は日本代表DF昌子源が腕で目頭を覆うようにして仰向けに倒れると、同MF三竿健斗はしゃがみ込んで号泣。相手MF中村俊輔が近寄って整列を促す姿が見られた。


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