アビスパ福岡は28日、柏レイソルに所属するDF輪湖直樹(28)の完全移籍での加入が決定したことを発表した。

　柏ユースから2008年に甲府へ加入した輪湖は、徳島や水戸を経て2014年から柏に復帰。今季の出場記録はJ1リーグ戦27試合、カップ戦3試合3得点、天皇杯3試合となっていた。

　柏のクラブ公式サイトでは「子どもの頃から夢見ていた日立台で、黄色いユニホームを着てピッチに立ったときの興奮、感動は今でも鮮明に覚えています。そこから黄色いユニホームを着て闘い、様々な経験をしました。そのすべてが最高の思い出です。正直もっともっと黄色いユニホームを着て、熱い声援を背に日立台でプレーしたかったです」と名残惜しみつつ、「これからもサッカー選手としての人生は続きます。皆さんに闘っている姿を届けられるようにこれからも頑張ります」と意気込んだ。

　新天地となる福岡に対しては「アビスパ福岡のために自分が持てる限りの力を注ぎます。シーズンの最後に井原さんを胴上げするのが来年の目標です。プレーで自分の価値を証明したいと思います。自分とアビスパ福岡にとって素晴らしい1年になるように頑張ります!」と抱負を述べている。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF輪湖直樹
(わこ・なおき)
■生年月日
1989年11月26日(28歳)
■身長/体重
171cm/65kg
■出身地
茨城県
■経歴
柏U-15-柏U-18-甲府-徳島-水戸-柏
■出場歴
J1リーグ:89試合4得点
J2リーグ:116試合2得点
カップ戦:11試合1得点
天皇杯:15試合1得点
ACL:7試合1得点

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