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「このチームで4冠を目指したい」川崎Fに電撃加入の齋藤学は“初心”の37番

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川崎Fの新体制会見で挨拶するMF齋藤学

 川崎フロンターレは21日、神奈川県川崎市のカルッツかわさきで新体制発表会見を行い、FC東京から復帰したFW大久保嘉人、横浜FMから完全移籍で加入したMF齋藤学ら新加入選手7人も出席した。

 昨季のリーグ王者に1年で“出戻り”となった大久保は「自分もタイトルを取りたい」と、まだ自身がJリーグで獲得したことのないチームタイトルを切望。「まずはゼロックスでC大阪にリベンジして、リーグ連覇、ACL、ルヴァン杯、天皇杯と全部のタイトルを取れるように、自分もそれに貢献できるように頑張りたい」と力を込めた。

 全タイトル制覇を力強く誓った大久保同様、齋藤も「僕はこのチームで4冠を目指したいなと思う」と宣言。「今までライバルとして多くの試合をしてきたけど、まさか自分がこのユニフォームを着るとは思っていなかった」。神奈川県内のライバルチームへの移籍に「すごく悩んだ」と、その心境を吐露しながらも、「フロンターレのユニフォームを着て、みなさんと戦うことを決めました」と力説した。

 齋藤の背番号は37番に決定。08年、横浜FMユース時代に2種登録ながらJ1リーグ戦7試合に出場したが、当時の番号を10年ぶりに背負うことで初心に帰るという意味も込められていそうだ。昨年9月23日の甲府戦で右膝前十字靱帯損傷の重傷を負い、全治8か月と診断された齋藤は「今はまだケガをしているので一緒にプレーできないけど、まずはケガをしっかり治して、フロンターレの力になり、僕自身成長していきたい」と決意を述べた。

(取材・文 西山紘平)

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