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城福監督「焦ってしまったかな」首位広島の無敗は「9」でストップ…初の複数失点悔やむ

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[4.25 J1第10節 FC東京3-1広島 味スタ]

 開幕からの無敗はストップした。首位サンフレッチェ広島城福浩監督が2008-10年、16年に指揮した古巣FC東京に敗れ、今季初黒星を喫した。前節まで9試合2失点の堅守が躍進を支えてきたが、今季初の複数失点。城福監督は「残念です。悔しいです」と率直に言い、「3点取られるとなかなか勝つのは難しい。特に試合の入りが良くなかった」と振り返った。

 寄せが甘くなり、前半3分に縦パスを通されてPA内まで攻め込まれ、PKから失点。今季、先制を許した第2節浦和戦、第7節横浜FM戦では焦れずに逆転勝利をおさめてきたが、そこから立て続けに失点。前半9分にもディエゴ・オリヴェイラの横パスをFW永井謙佑に押し込まれた。広島が前半2失点以上を喫したのは昨年10月21日の川崎F戦以来、約半年ぶり。後半立ち上がりにも3点目を奪われ、堅守は破られた。

「我慢できなかったのは、我々が年間を通じてアベレージを高く持ちたいところでいうと見直さないといけない。これまでも1失点はあった。抑えながら90分を通して逆転をしていく試合運びじゃなかったのは焦ってしまったかなという感じはします」

 首位攻防戦で敗れ、2位FC東京との勝ち点は9差から6差に。10試合目で快進撃は止まったが、重要になるのは次節での立て直し。指揮官は「我々に求められるのは切り替え力だと思う。負けるとこれだけ悔しいんだという今の気持ちを大事にして次の試合に向かいたい」と前を向いた。

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