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名古屋、8連敗中6試合が3失点…助っ人GKランゲラック悲痛「人生でこういう状況はない」

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奮闘を見せるGKランゲラックだが…

[4.28 J1第11節 FC東京3-2名古屋 味スタ]

 名古屋グランパスが8連敗と泥沼状態にある。特筆すべきは失点数。23失点はリーグワースト。8連敗中6試合で3失点を喫している悲惨な状況だ。

 個人の責任ではないが、GKにとっては屈辱でしかない。鳴り物入りで入団した助っ人、元ドルトムントGKランゲラックは「サッカー人生でこういう状況はない。私としては、精神的にも強く気持ちを持っていかないといけない」と苦しい胸の内を明かした。

 風間八宏監督の指導のもとで、理想を追い求めるサッカー。GKにも足元の技術を求め、大きく蹴り出さず、DFラインでショートパスを繋ぐ場面が多くみられる。

 しかし後半38分の失点の場面、ランゲラックが前に出て、クリアが中途半端になったところを相手に奪われ、簡単に失点してしまうなど、リスクを負うことも少なくない。

 風間サッカーの継続については、「いろんな意見があるとは思う」としたランゲラック。ただし「今日は試合自体は良かった」とも評価すると、「この現実に向き合って、みんな一緒になってこの状況から脱することが大事。自分のパフォーマンスについてはポジティブにとらえているし、チームとしてもポジティブな気持ちを持ってやりたい」と話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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