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大宮逆転勝ちで連敗ストップ!熊本はクラブワースト更新の11戦未勝利

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[7.29 J2第26節 大宮2-1熊本 NACK]

 大宮アルディージャがホームでロアッソ熊本を2-1で下した。大宮の連敗は2でストップ。3戦ぶりの勝利で勝ち点は41に伸び、暫定で7位に浮上した。

 先制は熊本だった。前半10分、縦への早いパス交換から最後はFW皆川佑介が裏のスペースにワンタッチパス。これに走り込んだMF伊東俊が右足で豪快にゴールネットを揺らし、チームとして3試合連続の先制点を奪った。

 ビハインドで後半に折り返した大宮は、15分にFWロビン・シモヴィッチに代えてFW富山貴光を投入。これが流れを変える。

 まずは後半22分、FKの流れから再度ボールがエリア内に放り込まれると、富山が頭で折り返す。これをDF酒井宣福がオーバーヘッドのビューティフルゴールで蹴り込み、同点に追いつく。

 そして3分後の後半25分、右サイドからMF茨田陽生がスルーパスをDFの裏に通すと、走り込んだFW大前元紀がGKと1対1になる。大前は冷静に浮き球で逆転弾を決めた。大前はJ2得点ランキングを一歩抜け出す16得点目。

 逆転負けを喫した熊本は2試合ぶりの黒星。未勝利はクラブワーストを更新する11戦に伸びてしまった。順位も21位と降格圏のままだ。

 3月のホームでの対戦では古巣・大宮戦に勝利していた渋谷洋樹監督だが、惜しくもダブルはならず。試合後は「選手は完全燃焼するまで戦った。完全燃焼して結果が伴わないのは選手たちに申し訳ない」と話していた。

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