“大外一気”の5連勝!ツネ様も認めるG大阪にもたらす安心感「今ちゃんの復帰」
[10.6 J1第29節 C大阪0-1G大阪 ヤンマー]
ガンバ大阪の勢いは、苦手としていた敵地での大阪ダービーでも止まることはなかった。
「アウェーで勝つことに意味があると話していた。見事に達成してくれた。選手の気迫も普通の試合と違うと感じたし、プライドも感じた。サポーターの応援からも特別なものだと感じた。冷静に戦況をみながら判断しないといけないというバランスは上手く見つけられたかなと思います」。指揮官として初のダービーマッチの臨んだ宮本恒靖監督は静かに勝利を噛みしめた。
強すぎる、という感じではない。安定感を取り戻したという方がしっくりとくる。今季序盤、あれだけ苦しんだG大阪が、完全に息を吹き返した。
5連勝のうち3度が完封。他2試合も1失点ずつと、宮本監督の下で明らかに守備面の再構築が図られたことが分かる。もちろんそれには怪我人が復帰したことも大きく、特にMF今野泰幸の復帰が、チームに安心感を与えていることは疑いようがない。
宮本監督も「今ちゃんが復帰したことも大きい」と素直に認め、「少しやり方を変えることで守備の意識が高まった。攻撃でいい形でボールを持てる分、守備のところで負担が減った」と好成績に繋がっている要因を分析。今野自身もMF遠藤保仁と話し合いながらいいバランスで出来ていると話すと、「練習通りという感じです」と手ごたえ十分の様子で語った。
5連勝で勝ち点36。“大外一気”のまくりで降格圏から混戦となっている残留争いを一歩リードした。しかしまだ安心はできない。宮本監督も「もっともっとレベルを上げる必要がある」と話すと、「5連勝はすごくいいことですが、残留争いの中でひとつずつ勝たないといけないですし、次に向けて準備していくしかない」と浮かれることなく、一戦必勝を誓っていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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●2018シーズンJリーグ特集ページ
ガンバ大阪の勢いは、苦手としていた敵地での大阪ダービーでも止まることはなかった。
「アウェーで勝つことに意味があると話していた。見事に達成してくれた。選手の気迫も普通の試合と違うと感じたし、プライドも感じた。サポーターの応援からも特別なものだと感じた。冷静に戦況をみながら判断しないといけないというバランスは上手く見つけられたかなと思います」。指揮官として初のダービーマッチの臨んだ宮本恒靖監督は静かに勝利を噛みしめた。
強すぎる、という感じではない。安定感を取り戻したという方がしっくりとくる。今季序盤、あれだけ苦しんだG大阪が、完全に息を吹き返した。
5連勝のうち3度が完封。他2試合も1失点ずつと、宮本監督の下で明らかに守備面の再構築が図られたことが分かる。もちろんそれには怪我人が復帰したことも大きく、特にMF今野泰幸の復帰が、チームに安心感を与えていることは疑いようがない。
宮本監督も「今ちゃんが復帰したことも大きい」と素直に認め、「少しやり方を変えることで守備の意識が高まった。攻撃でいい形でボールを持てる分、守備のところで負担が減った」と好成績に繋がっている要因を分析。今野自身もMF遠藤保仁と話し合いながらいいバランスで出来ていると話すと、「練習通りという感じです」と手ごたえ十分の様子で語った。
5連勝で勝ち点36。“大外一気”のまくりで降格圏から混戦となっている残留争いを一歩リードした。しかしまだ安心はできない。宮本監督も「もっともっとレベルを上げる必要がある」と話すと、「5連勝はすごくいいことですが、残留争いの中でひとつずつ勝たないといけないですし、次に向けて準備していくしかない」と浮かれることなく、一戦必勝を誓っていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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