Jリーグは17日、各月のリーグ戦において最も優れたゴールを表彰する『月間ベストゴール』の9月度の受賞ゴールは、横浜F・マリノスのFW仲川輝人が9月29日のJ1第28節・仙台戦(5-2)で挙げた得点に決定したことを発表した。仲川の月間ベストゴール受賞は初。受賞した同ゴールは、12月18日に行われる2018Jリーグアウォーズで発表される『年間最優秀ゴール賞』のノミネートゴールとなる。

　仲川はJ1第28節・仙台戦の前半37分、ハーフウェーライン付近でボールを受けると、そのままドリブルでゴールへ一直線。スピードに乗ったまま対峙した相手DFの股を抜き、最後はGKとの1対1を冷静に制してネットを揺らした。

　Jリーグ選考委員会は「インパクト絶大な中央突破の独走ゴール!」と題し、「果敢な中央突破でゴールを奪った電光石火の一撃はインパクト絶大。普通ならばパスで繋いでいくような位置から、自ら積極的にドリブルを仕掛けた姿勢が呼び込んだゴールだった。また、それを可能にした鋭いドリブルと圧倒的なスピードが評価され、9月度のベストゴールに選定された」と説明している。

　初受賞を果たした仲川はJリーグ公式サイトを通じて「自分の持ち味を表現できたゴールだと思います。イメージ通りのドリブルで、相手を抜くことができ、冷静にGKの動きを見て決めることができました」と振り返り、「チームの勝利に貢献することができ嬉しく思いますし、これからもチームを助ける動き、勝利に繋がるゴールを決めていきたいと思います!」と決意を新たにした。

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