アシックスとアドバイザリースタッフ契約を締結したヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが22日、アシックス東京本社で行われた契約記者発表会に出席した。7月の来日から約3か月。質疑応答では日本での生活に関する質問も出た。

「日本で過ごした3か月は短いようで長く、その時間は素晴らしいもの。神戸の人たちに感謝したい」。日本で印象に残っている場所を聞かれると、「日本は素晴らしい国。まだまだ時間をかけて、見に行かないといけない場所がたくさんある」としたうえで、すでに神戸だけでなく、「大阪、京都、奈良にも行った」と明かした。

「これからも素晴らしいところをたくさん訪れたい。個人にとっても家族にとっても素晴らしい時間になっている。今まで食べてきたものと違うが、日本食を試したり、この文化にできるだけ適応して、みんなでこの時間を楽しんでいけたらと思っている」

　日本食挑戦にも意欲を見せたイニエスタ。所属する神戸は現在、7試合連続勝ちなし(1分6敗)と苦しい状況にあるが、リーグ戦残り4試合に向け、「残り4つの決勝戦を勝ち抜いていきたい。この道を進んでいけばチームとして必ず良くなると確信している。僕一人では何もできない。チームが僕を必要としているように、僕もチームのことを必要としている。みんなで改善して、向上して、いいチームを作っていきたい」と誓った。

(取材・文　西山紘平)

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