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俺がO・NO・SEだ!! 浦和相手に驚愕ミドル…G大阪MF小野瀬康介、忘れたくないゴールの味

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ガンバ大阪MF小野瀬康介

[11.3 J1第31節 浦和1-3G大阪 埼玉]

 嫌な流れを断ち切る鮮やかな一撃となった。ゴールを射抜いたのはガンバ大阪MF小野瀬康介だった。

 序盤から浦和に主導権を握られながらもゴールを許さずに試合を進めると、前半43分に試合が動く。DF森脇良太が不用意に送ったパスをFWアデミウソンがカットすると、小野瀬がボールーを呼び込んだ。「前も空いていたし、バウンドも良い感じだったので思い切り打った」という左足から勢い良く飛び出したボールは「イメージ通りの軌道」を描いてゴールマウスへと向かう。GK西川周作の手に触れることなくネットを揺らして生まれた先制点に、「あんなにうまくいくとは思わなかった」と振り返った。

 今季、J2山口でシーズンをスタートさせると、第25節まで全試合に出場して10得点を記録し、7月31日にG大阪への完全移籍が発表された。8月5日のJ1第20節名古屋戦で移籍後初出場を果たすと、第25節川崎F戦から先発出場を続け、前節横浜FM戦ではJ1初ゴールを記録した。

 うれしいJ1初ゴールで「気が楽になったところもある」だけでなく、「ゴールの味というか、ああやって大勢の観客の前で点を決めるのは最高で、また味わいたいと思いながらプレーしていた」。そして、浦和戦で2試合連続ゴールを記録。「チームも勝っている中で、日本のトップリーグで点を取れて、スタメンで出ているのは選手として、すごく充実したシーズンを送っていると思う」と充実した表情を浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)
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