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栃木が6戦ぶり白星…讃岐は佐々木匠の追撃弾も実らず降格圏確定

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浜下瑛のゴールが決勝点となった

[11.4 J2第40節 讃岐1-2栃木 ピカスタ]

 J2リーグは4日、第40節を行った。Pikaraスタジアムではカマタマーレ讃岐栃木SCが対戦し、栃木が2-1で競り勝った。

 今季3年ぶりにJ2へ復帰し、残留を決めた栃木は前半26分、FW西谷和希の右CKからDFパウロンが打点の高いヘディングシュートを放つと、相手に当たったボールがゴール左へ吸い込まれ、先制に成功した。

 1点ビハインドの讃岐は、この試合を含めて残り3試合で20位岐阜、19位京都との勝ち点差は『9』。勝たなければ降格圏の21位以下が決まってしまう状況だ。そんな中、北野誠監督は前半41分にFW森川裕基を下げてFW我那覇和樹を入れ、早々に手を打った。

 だが、次にスコアを動かしたのも栃木だった。後半開始早々の2分、カウンターから西谷和が中央を突破。PA右へ送ったラストパスを後方から走り込んだFW浜下瑛が右足シュートをゴール左へ決め、2-0とリードを広げた。

 まずは1点を返したい讃岐は後半14分、MF佐々木渉を下げてDF長澤拓哉を投入。なかなか決定的なシーンを作れないでいたが、20歳MFが目の覚めるようなシュートを決め、反撃の狼煙を挙げる。31分、ハーフェーライン付近でボールを受けたMF佐々木匠がドリブルで運んで右足を一閃。相手DFがブラインドとなってGK竹重安希彦は一歩も動けず、ゴール左へ吸い込まれた。

 しかし、その後はスコアが動かず、2-1で栃木が逃げ切り勝利。6試合ぶりの白星を飾った。一方の讃岐は降格圏21位以下が決定した。なお、J3はすでにFC琉球の優勝が決まっているが、J2ライセンスを保持していないチームが2位に入れば、J2からの降格は最下位の1チームのみとなる。

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