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注目の17歳対決…松岡大起が久保建英に感じた“差”「三歩先をいく存在」

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誕生日3日違いの17歳FW久保建英とMF松岡大起

[3.10 J1第3節 FC東京2-0鳥栖 味スタ]

 J1で注目を集める17歳の対決が実現した。2001年6月4日生まれのFW久保建英(FC東京)と誕生日わずか3日違い、6月1日生まれのMF松岡大起(鳥栖)。2種登録でJ1第2節神戸戦(0-1)に先発起用された“新星”はJデビュー戦でフル出場を果たし、大きな注目を集めた。

 ルイス・カレーラス監督の信頼を勝ち取った松岡は6日のルヴァン杯仙台戦(1-3)、中3日のJ1第3節FC東京戦にも続けてフル出場を果たした。右サイドハーフの位置で先発出場を続ける久保と、左サイドハーフで先発した松岡は同サイドで激しくマッチアップ。序盤に体を入れて久保からボールを奪う場面もあった。

「ここで戦えなかったらダメだと思う。17歳で同じ歳っていうのは意識していた」と話したのは松岡。今年1月のU-20日本代表候補合宿には負傷した久保の代役として追加招集された。「ずっと一歩、二歩、三歩先をいく存在だった。そこでしっかりぶつかってボールを奪ってやろうという気持ちはありました」。

 2人は揃ってフル出場したが、チームは明暗が分かれた。久保は初アシストを記録し、FC東京の連勝に貢献。対する鳥栖は開幕から3連敗を喫し、無得点が続いている。松岡は「(久保は)結果という部分で今日もアシストしている。自分も前で使ってもらっているので、結果を出せるようにしないといけない」とライバルとの“差”を口にした。

 誕生日3日違いの同い年2人だが、久保が飛び級で上の世代に入ってきたこともあり、世代別代表で同じ大会を戦った経験はない。久保は「(松岡は)体も強いし気迫のこもったプレーをしていた。いつか一緒にプレーできれば」と話した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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