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高木采配的中の大宮がホーム初勝利!畑尾V弾で岡山に逆転勝利

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MF大前元紀のFKの流れから大宮に決勝点が生まれた

[4.3 J2第7節 大宮2-1岡山 NACK]

 J2リーグは3日、第7節を行い、大宮アルディージャはホームでファジアーノ岡山を2-1で下し、ホーム初勝利をおさめた。

 中3日の連戦となったが、大宮は3月30日に行われた第6節長崎戦(1-0)と同じ11人が先発出場。岡山も同様に前節の甲府戦(1-1)と同じ11人が先発を務め、直近3試合連続で同一スタメンとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 大宮はDF奥井諒とMF大前元紀の右サイド攻撃から好機をつくり、前半3分にMF茨田陽生のミドルシュートにつなげる。対する岡山は背後を狙ったパスにFW齊藤和樹やFWイ・ヨンジェが抜け出すが、フィニッシュには持ち込めない。前半20分にMF酒井宣福が右足ダイレクトで狙うなど、大宮が攻め込む時間帯が続いた。

 スコアレスで後半に突入すると、同6分に大宮が決定的なチャンス。奥井の右クロスを受けた大前が胸トラップから右足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール左へ。先制のチャンスを逃すと、均衡を破ったのは岡山だった。

 後半17分、左サイドからのクロスはブロックされたが、こぼれ球をおさめたMF上田康太がつなぎ、ペナルティーアーク内の齊藤が左足を一閃。グラウンダーのシュートはGK笠原昂史の手に届かず、ゴール右下隅に突き刺さった。

 先制に成功した岡山は最初の交代カードを切り、後半16分、久保田に代えてFW福元友哉を投入。大宮も続々と交代カードを切り、4-4-2にシステム変更。酒井が右サイドバックに下がり、大前が2トップの一角に入った。一方、5バックに変更した岡山は後半35分にもカウンターから好機を迎えたが、追加点のチャンスを生かせなかった。

 すると、高木琢也監督の采配が的中し、大宮の反撃が実る。後半36分、大前のパスを受けたDF河面旺成が左サイドを持ち上がり、ゴールライン際からクロスを供給。ファーサイドに構えたFWロビン・シモヴィッチを越えたボールを茨田がヘッドで叩くと、シモヴィッチに当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 1-1に追いついた大宮は後半42分、大前が蹴り込んだFKの流れから途中出場のMFダヴィッド・バブンスキーがミドルシュート。これはGK金山隼樹が防いだが、こぼれ球に詰めたDF畑尾大翔が右足で押し込み、2-1で逆転勝利をおさめた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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